Lumion 10.0:リリースノート① 「新機能のハイライト」

Lumion 10.0:リリースノート① 「新機能のハイライト」

Lumion 10.0:リリースノート① 「新機能のハイライト」


【重要】

  • Lumion 10.0で保存されたプロジェクトやモデルは、古いバージョンのLumionでは開けません(=下位互換性はありません)。
  • その他、Lumion 10.0に関する基本情報は下記の記事をご確認ください。

    ナレッジベース:Lumion 10.0に関する情報

【Lumion 10.0 リリースノートのリンク】
Lumion 10.0:リリースノート② 「その他の新機能と改善点」
Lumion 10.0:リリースノート③ 「変更点と解決されたエラー」

1. 新機能のハイライト

1.1:高品質プレビュー
レンダリング前に高品質のプレビューを確認できるようになりました。
[設定] 画面の切替ボタン (もしくはF6キー)を使用して、自動更新と手動更新を切り替えることができます。



マテリアルのアイコンに「D」マークのあるものがディスプレイスメントマッピングに対応しています。




1.4:夜の「リアルスカイ」エフェクト(Pro版限定) 
「リアルスカイ」エフェクトに5種類の夜空が追加されました。今にも星が降ってきそうですね。



1.5:「オーロラ」エフェクト(Pro版限定) 
エフェクトに「オーロラ」が追加されました。とても綺麗ですね。



1.6:「フォトマッチング」エフェクト(Pro版限定)
写真や画像にモデルを配置する機能です。写真や画像のコンテキストに建築デザインをすばやく表示する必要がある場合にとても便利です。





使い方の詳細は下記リンク先のチュートリアルにてご確認ください。

1.7:OSMのハイトマップ(Pro版限定)
OpenStreetMap(オープンストリートマップ)で標高を取り込むことができるようになりました。





1.8:アーティストのスタイル
モネ、カンディンスキー、ピカソなど有名画家のスタイルの画像を書き出します。
※最低16GBのシステムメモリが必要です。




1.9:364の新しいオブジェクト(Pro版限定)

  • 植物や樹木を含む62のネイチャーオブジェクト


  • スポーツカーとSUVを含む11のトランスポートオブジェクト


  • 座席、キッチン、テーブルなどを含む180のインテリアオブジェクト

  • 男性、女性、高齢者、自転車、愛犬を含む30人の高品質なアニメーション3D人々オブジェクト
  • 詳細なジオメトリと正確な影のある家具、照明、建物を含む81のエクステリアオブジェクト
  • 新しいオブジェクトはすべてHD品質です
  • Lumion 10 Proのオブジェクトの総数は5,758です
  • (Pro版でない)Lumion 10のオブジェクトの総数は1,906です


1.10:新しいマテリアル
土壌、岩などを含む34のマテリアルが追加されました。
新しいマテリアルは全てディスプレイスメントマッピングに対応しています。

新しいマテリアルは下記の通りです。

  • 12のsoil(土壌)
  • コンクリート、金属、石などの10の外装材
  • 9の石材
  • 3つの屋内タイル

Lumion 10 Proのマテリアルの総数は1,229です。
(Pro版でない)Lumion 10のマテリアルの総数は1,115です。



1.11:ペイント配置
大量のネイチャーオブジェクトを配置する機能です。マウスをブラシのように領域全体にスイープすることで、プロジェクトに何百ものネイチャーオブジェクトを配置できます。 




1.12:カスタムマテリアルライブラリ 
お気に入りのマテリアルにアクセスしやすくなりました。お気に入りに保存したマテリアルは「カスタム」カテゴリから利用可能です。また、名前を付けて保存が可能になりました。



1.13:ランドスケープカッター
削除したい領域にランドスケープカッターを配置することで、地下部分を簡単に表示させることが出来ます。
ランドスケープカッターはプロジェクトに2個まで配置可能です。





1.14:ムービークリップのイーズイン/アウト
ムービークリップのカメラ移動に関する再生速度の設定機能です。

イーズ イン/アウト スムーズ・・・(範囲内の)最初で加速し最後で減速する
イーズ イン/アウト リニア・・・一定の速度を維持する

どちらかを選択できます。




1.15:より良くなったDWGインポート
DWGファイルのインポートに際してご利用いただいていたDWG to Lumion Bridge プラグインが不要になりました。
※Lumion 9.5 以前のバージョンでは、引き続きDWG to Lumion Bridge プラグインが必要となります。

  • .DWGモデルインポーターは新しく更新されました。
    サーフェスの分離の改善によって、特にAEC / MEPオブジェクトに関する多くの問題が解決されます。以前のバージョンとは違い、マテリアルの命名はレイヤーの色に基づいています。
  • .DWGファイルをインポートするときイメージ画像のような図面のラインをインポートできるようになりました。
  • .DXFモデルインポーターも改善されました。



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